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施工方法

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3Dボード(紙・植物繊維製)の施工方法について 3Dボード(紙・植物繊維製)の施工方法について

平坦な壁に奥行きと動きを加え、スタイリッシュな空間を演出できる「3Dボード」
紙・植物繊維製は軽量で扱いやすく、接着剤やビス止めで簡単に施工可能。カットや塗装も自由自在だから、オリジナルの仕上がりを楽しめます。
本ページでは、基本的な施工方法を解説。動画も公開中なので、初めての方でも安心して施工する事ができます。ぜひチェックしてみてください!
※3Dボードには材質が紙・植物繊維製のものと、石膏性のものがあります。石膏性の3Dボードは施工方法が異なります。

動画はこちら

3Dボード(紙・植物繊維製)の施工方法

それでは、3Dボード(紙・植物繊維製)の基本的な施工方法を解説いたします。
※本記事はあくまで基本的な施工方法になります。下地の材質や施工方法が変わる場合もございますので、ご自身での施工の前に必ず工務店等の施工業者様にお問合せください。

  • 1.下地の準備

    取付け部の表面を綺麗に清掃し、凹凸がないように準備します。
    ・製品の特性上、水分を吸収しやすい為、下地の乾燥が不十分な場合、変色・剥がれ・カビが発生することがあります。コンクリートやモルタルなどの湿式下地及びシーラー※1やパテ※2で施した箇所は十分い乾燥させてから施工を開始してください。
    ・施行後に不揃いを防ぐために、下地の埃、汚れ、油脂、凹凸を取り除き平滑に仕上げてください。また、ネジ・釘などは施行後の変色を避けるため、突起を完全に沈めてサビ止めをしてください。
    ・既存の壁紙は剝がしてから下地に直接貼ってください。
    ※1.シーラーとは、気密性をアップし塗料の吸込みを防ぐための下地塗料のことです。
    ※2.パテとは、隙間の充填や傷の補修に使用する穴埋め剤のことです。

  • 2.サイズ調整・切断加工

    カッターナイフ等で製品の端をカットし、サイズを揃えます。※多少の歪みやサイズ誤差があります。
    ・製品は完全な90度ではなく、多少の歪みや誤差があります。複数枚を並べて取り付ける場合は、ボード間に数ミリの隙間を開けて並べ、溝をパテなどで埋めてください。
  • 3.取付け場所に目印をつける

    定規・水平器・下げ振り等を用いて墨出墨出し、取付け位置に目印を付けておきます。
  • 4.接着剤の塗布

    製品裏面に接着剤を塗布します。(または両面テープを併用)
    ・接着剤は建築用接着剤を推奨しています。下地の材質によっても異なる場合がございますので、具体的な製品のお問い合わせは各ホームセンター・販売店様にお問合せください。
    ・製品へのダメージを防ぐため、金ヘラや硬いローラー等は使用しないでください。
    ・下地に接する部分に接着剤を塗布してください。
    ・下地の状態や施工環境によって、施工方法が異なる場合があります。
  • 5.貼り付け・目地埋め

    目印を目安にしっかり圧着し、(必要に応じて)柔軟性のあるパテで目地を埋めます。
    ・製品が凹まないように下地と接している部分を圧着してください。
    ・貼り合わせ後の位置修正は困難です。貼り合わせは慎重に行ってください。
    ・目地埋めには、速乾性に優れた厚付け用パテがオススメです。
  • 7.塗装する

    下地塗装のうえ、水性塗料で仕上げ塗装をします。乾いたら完成です。
    ・塗装には、スプレータイプの水性エマルションペイント※3がオススメです。必ずシーラー等で下地塗装をし、下地塗装が完全に乾いてから水性塗料で仕上げ塗装をしてください。
    ※3.エマルジョンペイント(乳化ペンキ)とは、塗料の主成分である油や樹脂を水中に乳化した塗料のことです。

施工に当たっての注意事項

  • ※製品を貼り終えた後の急激ン乾燥は目隙(ボードとボードの隣接部に隙間が生じる現象)の原因となります。
  • ※直射日光や熱風が長時間当たる場所では、変退色する恐れがあります。
  • ※ヒーター等、段オブ器具の熱風が直接当たらないようにしてください。反りや剥がれ、隙間が生じる原因となります。
  • ※使用される仕上げや塗料によって経年劣化があります。
  • ※製品は若干伸縮する場合があります。
  • ※製品の角は完全な90度ではなく、歪みや誤差があります。その際はカッター等で切り揃えるよう、お願いします。